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22)猪 亥(いのしし Wild boar) 一覧

2019年2031年は亥年です。亥にちなむ神社やお寺にお詣りに行くのは良いことですね。混雑しますけれど。
ここでは猪の像や狛猪が置かれている神社(とお寺)をご紹介します。
わたしも猪突猛進一直線の一年にしたいと思います。

ホンモノの猪のほうは京都でも増加していて、ときどき怪我人が出ています。とくに左京区岡崎地域にたくさん出ていて、平安神宮、東山高校、京都市動物園、ウエスティン都ホテル、京都大学の寮など至る所で報告されています。ご注意ください。

護王神社

京都御所の西に建つ護王神社。
和気清麻呂公ゆかりの神社で、その清麻呂公をたくさんの猪が守ったという故事にちなんで狛猪や猪の像が置かれています。
全国から猪にまつわるものが送られてくるそうで、猪の剥製もいくつかあります。
護王神社
護王神社、もっとくわしく

建仁寺 禅居庵 摩利支天堂

さまざまなタイプの狛猪を見ることができる建仁寺境内南側の摩利支天堂さん。
いつでもお詣りできるよう常にオープン状態です。
建仁寺 禅居庵摩利支天堂のイノシシ
禅居庵 摩利支天堂、もっとくわしく

高台寺 春光院

ねねの道のいちばん南に建つ高台寺塔頭の春光院さん。
その茅葺きの山門のかたわらに猪に乗った摩利支天がおられます。
ねねの道界隈に点在する触れ仏のひとつです。いつでもなでなでできます。
亥年ですので、仏さんより猪のほうを重点的にナデナデしましょう。
高台寺 春光院の写真
高台寺 春光院、もっとくわしく

南禅寺 聴松院

南禅寺三門に向かって左側に建つ塔頭寺院の聴松院さん。
本堂前の両側に狛猪が置かれています。
南禅寺 聴松院のイノシシ
南禅寺 聴松院、もっとくわしく

本法寺

本法寺山門をくぐって右手に石の鳥居があり、その奥に摩利支天堂があります。
狛猪たちはここにいます。
本法寺の狛猪
本法寺、もっとくわしく

円成寺

洛陽十二支妙見めぐりの亥のお寺が、鷹ヶ峰の妙見さん円成寺。
猪の像は見当たりませんでした。
鷹峯の円成寺
円成寺、もっとくわしく

小倉神社

十二支すべての像がある小倉神社。
猪の像も勢いがあります。
小倉神社
小倉神社、もっとくわしく

八霊社

伏見稲荷の裏側の参道に八霊社はあります。
人の流れに乗ってお山巡りをしたなら、帰りに通ることになるでしょう。
かわいらしい狛猪です。
八霊社
八霊社、もっとくわしく

春光院

ねねの道は高台寺あたりから円山公園へ続く京都らしい通り。
そのあちこちに「触れ仏」が置かれていて、布袋さんや大黒さん、お地蔵さんを撫でながら散策をすることができます。
その中のひとつが高台寺塔頭の春光院さんの摩利支天の石仏。茅葺きの山門が印象的なお寺。
高台寺 春光院の写真


猪に乗った満足顔の仏様です。猪は飛び出しそうな感じで、乗っている仏様はちょっと後傾姿勢。
仏さんがなんとなく猿顔なのは秀吉公をイメージしているのでしょうか。
高台寺 春光院の写真


いつでも閉まっていますので、摩利支天のお堂に参拝したことはまだありません。
高台寺 春光院の写真
春光院は1627年創建。北政所ねねが親族の菩提を弔うために建てたお寺です。

高台寺 春光院

所在地京都府京都市東山区高台寺下河原町531
時間お寺は非公開
アクセス「東山安井」下車徒歩5分
南禅寺の塔頭の聴松院さんは摩利支天をお祀りするお寺です。
以前は庭園を眺めながら豆腐料理をいただける料理店としての営業をしていましたが、いまはもうやっておられないようです。
南禅寺聴松院の写真


開運勝利を司る摩利支尊天は秘仏。
摩利支天は猪の背中に乗って移動するといわれていることから、こちらにも狛猪が本堂前の両側に置かれています。
南禅寺聴松院の写真

明治二十五年の銘が入っているイノシシです。
南禅寺聴松院のイノシシ写真

迫力あるイノシシです。
南禅寺聴松院のイノシシ写真

歯も細かく彫られています。
南禅寺聴松院のイノシシ写真


南禅寺聴松院

所在地 京都市左京区南禅寺福地町
料金境内自由
アクセス地下鉄「蹴上」駅下車、徒歩10分
市バス「永観堂南禅寺前」下車 徒歩約10分
建仁寺の塔頭寺院のひとつ禅居庵さんの摩利支天堂は開運や七難除けの信仰をあつめています。
建仁寺 禅居庵摩利支天堂

摩利支天は元はインドの神様で、猪にまたがって現れるのだそうです。
建仁寺 禅居庵摩利支天堂


境内には狛猪がいっぱいです。
建仁寺 禅居庵摩利支天堂のイノシシ


欄間彫刻にも猪。
建仁寺 禅居庵摩利支天堂のイノシシ


建仁寺 禅居庵摩利支天堂のイノシシ


建仁寺 禅居庵摩利支天堂のイノシシ


建仁寺 禅居庵摩利支天堂のイノシシ


建仁寺 禅居庵摩利支天堂のイノシシ


ウリ坊もいます。
建仁寺 禅居庵摩利支天堂のイノシシ


摩利支天堂

所在地京都市東山区大和大路通四条下ル4丁目小松町146
料金境内自由
時間日中随時
アクセス京阪本線「四条駅」より徒歩10分
京都御苑の西側、護王神社には狛猪がいます。
護王神社の写真


和気清麻呂が災難に遭ったとき300頭のイノシシが現れて護ったという故事に因みます。
護王神社のイノシシの写真

雌雄一対の狛イノシシ。
護王神社のイノシシの写真

明治23年に作られた護王神社のシンボルです。
護王神社のイノシシの写真

護王神社のイノシシの写真


本殿前の招魂木の根元には「願かけ猪」の石像もあります。
護王神社のイノシシの写真


手水舎にもブロンズの猪像。「鼻をなでると幸せが訪れる」といわれるそうで、鼻のあたりはとくにピカピカ。
護王神社のイノシシの写真

精巧なイノシシ、かわいいイノシシ、微妙なイノシシまでたくさんのイノシシに出会えます。
護王神社のイノシシの写真


奉納されたものかイノシシの剥製も多数。 他にイノシシ土鈴・イノシシ置物・イノシシ絵馬や海外のイノシシグッズも。
護王神社のイノシシの写真

拝殿には青龍・白虎・朱雀・玄武の額が飾られています。
護王神社


護王神社

所在地 京都市上京区烏丸通下長者町下ル桜鶴円町385
料金境内自由
時間自由
アクセス市バス「烏丸下長者町」下車すぐ

圓成寺(えんじょうじ)

鷹峯の圓成寺さんは洛陽十二支妙見めぐりの亥のお寺です。
源光庵・光悦寺などの観光寺院のすぐそばですが、こちらは観光客を避けておられる印象のお寺です。
わかりやすく猪の置物があったりするわけでもありません。
扁額には北斗七星と龍と玄武が。
圓成寺の写真


紅葉シーズンの圓成寺さんの門前です。
圓成寺の写真


圓成寺

所在地京都府京都市北区鷹峯北鷹峯町24
料金境内自由
アクセス市バス「鷹峯源光庵前」下車
西陣の本法寺さん。
本法寺

山門のかたわらには大摩利支尊天の石碑が建ちます。
山門をくぐって、参道の右側に鳥居が建ち、その奥に摩利支天堂があります。
本法寺

摩利支天は気力・体力・財力などあらゆる力の守護神。霊験あらたかだと云われ長く崇敬されてきました。
摩利支天のお使いはイノシシ。摩利支天堂には狛猪が置かれています。
本法寺の狛猪

毎年11月には摩利支天大祭が行われます。
本法寺の狛猪
狛猪は他には南禅寺の聴松院さん建仁寺の禅居庵さんにあります。
天王山のふもとにある小倉神社は718年創建の古い神社です。
小倉神社

手水舎には立派な龍がでろ〜ん。
小倉神社

亀が3つ並んでいます。
小倉神社

そして参道わきには十二支の石像が順番に並んでいます。
小倉神社

子・丑・寅・卯・辰・巳・午・未・申・酉・戌・亥・・・すべて勢揃い!
それぞれとてもキュートです。
小倉神社

小倉神社

小倉神社

所在地 京都府乙訓郡大山崎町円明寺鳥居前83
料金境内自由
時間日中随時
伏見稲荷大社の裏参道の八霊社さんは狛動物のパラダイスです。

小さなお社の稲荷大神の回りにあふれんばかりに動物が囲んでいて壮観です。
十二支狛犬というのか、干支狛犬というのか・・・。

詰め込み度はあの地主神社をも超えています!
伏見稲荷 八霊社

狛猪
伏見稲荷 八霊社

狛猿
伏見稲荷 八霊社

狛兎
伏見稲荷 八霊社

狛鶏
伏見稲荷 八霊社

狛蛇
伏見稲荷 八霊社

これも蛇
伏見稲荷 八霊社

狛牛
伏見稲荷 八霊社

狛龍
伏見稲荷 八霊社

狛馬
伏見稲荷 八霊社

狛羊
伏見稲荷 八霊社

伏見稲荷 八霊社

狛虎。石の素材選びが素敵です。
伏見稲荷 八霊社

打ち出の小槌にヘビでしょうか。
とてもおめでたい感じです。
伏見稲荷 八霊社

供養塚には豚・鶏・ひよこ・鰻と魚が彫られています。
伏見稲荷 八霊社
そのほか鼠・狐・通常の狛犬なども。

八霊社(はちれいのやしろ)

伏見稲荷本教間力教会
京都府京都市伏見区深草開土口町5−3

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