龍潭寺
亀岡の行者山のふもとに建つ龍潭寺さん。
時代劇のロケにも使われるというのもよくわかる懐かしい雰囲気のお寺です。
京都三龍寺のひとつということで、どこかに龍がいないかと境内を歩くと、
経蔵の天井にいました。
龍潭寺
所在地 | 京都府亀岡市ひえ田野町太田東谷40
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料金 | 境内自由 |
時間 | 日中随時 |
アクセス | 京阪京都交通バス「青葉学園前」バス停で下車すぐ |
大原神社
852年創建といわれる福知山市三和町の大原神社。安産の神様として今も信仰を集めています。
かなり大きい拝殿には立派な彫刻があります。
唐破風下の龍は特に立体感があります。真ん中の柱に巻きついているようになっています。
その下には牡丹と獅子が彫られています。
麒麟や鷹もいます。
予想を裏切って、おみくじは
招き猫。
さらに意外なことに犬もいる。楽しいな。
手水舎には龍。
大原神社
所在地 | 京都府福知山市三和町大原191-1
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料金 | 境内自由 |
時間 | 日中随時 |
アクセス | JR山陰本線「綾部」駅より市営バスで20分 |
金剛院
紅葉の名所、東舞鶴の金剛院さん。
まっすぐな石段の上に建つ本堂には中井権次橘正貞の手による彫刻が施されています。
木鼻は獅子と獏。兎毛通しは鳳凰。
そして正面には龍と天女。
獏の木鼻。
紅葉の時期は特にすばらしいです。
金剛院
所在地 | 京都府舞鶴市鹿原595
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料金 | 境内自由 |
時間 | 9時〜16時 |
アクセス | JR東舞鶴駅よりバスで15分 |
長安寺
丹波大文字で知られる姫髪山のふもと、福知山の
長安寺さん。
長安寺薬師堂の天井には雲龍が彫られています。
細い板を22枚合わせた彫刻で、鮮やかに彩色されています。
薬師堂には内側にも外側にもたくさんの彫刻があり、さまざまな動物も彫られています。
十二支すべて・鳳凰・麒麟・天女(迦陵頻伽)など。
大根にネズミ。
(彫刻の写真は「寺社の装飾彫刻」より)
長安寺
所在地 | 京都府福知山市奥野部577
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料金 | 大人300円 |
時間 | 9:00~16:30 |
アクセス | JR丹鉄福知山駅から車で15分 |
神谷太刀宮神社
四道将軍の丹波道主命を祀る久美浜の神谷太刀宮神社。
まっすぐで長い参道をここまで歩いてきました。
1781年に建てられた本殿にはさまざまな彫刻があります。
彫刻は長谷川勘佐の作。
鬼。
麒麟の木鼻。
鶴に乗った費長房。
龍。
ほかに枇杷を食べる親子の猿・布袋さんなど。
(彫刻の写真は「寺社の装飾彫刻」より)
神谷太刀宮神社
所在地 | 京都府京丹後市久美浜町新町 |
料金 | 境内自由 |
時間 | 日中随時 |
アクセス | KTR「久美浜駅」より徒歩5分 |
三嶋田神社
久美浜町金谷の三嶋田神社は広い境内を持つ神社です。
覆屋で守られた本殿には、豪華な彫刻がぎゅっと凝縮されています。
鷹・鳩・獅子・鉄拐仙人などが彫られています。
鉄拐仙人は隋の仙人で、八仙の一人。
これらを彫ったのは中井権次正貞という方。
真ん中には「波に龍」。
鷹。
鳩と松。
獅子噛。
(彫刻の写真は「寺社の装飾彫刻」より)
三嶋田神社
所在地 | 京都府京丹後市久美浜町金谷今ゴ田791
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料金 | 境内自由 |
時間 | 日中随時 |
永観堂
もみじの永観堂としてとても有名な永観堂禅林寺。カエデ3000本が広い境内を埋め尽くします。
秋はあまりにもすばらしい景色なので、彫刻などにも目が向かないです。メジャーなみかえり阿弥陀如来さえ、さらっと見ておしまいにしてしまいがち。
カエデに隠れて境内にいる動物をいくつかご紹介します。
画仙堂の屋根の上には2匹の龍。
やすらぎ観音さんにまとわりついている龍。
カラフルな阿弥陀堂の蟇股には、ポケモン。
麒麟だと思います。写っていませんが犀と龍もいました。
木鼻は獏か象。虹梁の絵には迦陵頻伽や龍や唐獅子が描かれていました。
手挟みも虹梁も蟇股も柱も、とにかくド派手!
臥龍廊は渡り廊下自体が龍に見立てられています。
永観堂
所在地 | 京都府京都市左京区永観堂町48
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料金 | 大人600円 |
時間 | 9:00~17:00 |
アクセス | 地下鉄東西線蹴上駅より徒歩15分 |
有鄰館
岡崎の仁王門通り沿いに建つ有鄰館です。
屋上に八角堂がついているレトロな建物が目を引きます。
主に中国の古美術を収蔵する美術館で、武田五一設計、京都市登録有形文化財に指定されています。
エントランスの両脇にはちょっと首をかしげた中国風のライオン狛犬。
正面入り口のアーチ部分には龍のレリーフが彫られています。
藤井斉成会有鄰館
所在地 | 京都府京都市左京区岡崎円勝寺町44番地
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料金 | 大人1000円 |
時間 | 毎月第1と3日曜 |
アクセス | 市バス「東山仁王門」徒歩5分 |
相国寺
京都御苑の北に建つ臨済宗相国寺派の大本山、相国寺さん。
室町時代に足利義満が創建したお寺です。
まず有名なのは法堂の丸い天井画「蟠龍図」の鳴き龍。狩野光信筆。
手を叩くとショートディレイがかかってビョビョビョビョ〜ンと聞こえる龍です。
他のお寺にもありますが、なかなかの迫力です。
特別公開のときには、みなさんがひっきりなしに手を叩くので、法堂のわきを歩くだけでパンパンとうるさいくらいです。
(写真はテレビより)
方丈の前庭は白砂だけの広々とした枯山水。
なにもない庭をぼんやり見ていて、視線を右に振ると、
方丈の西の端に大きな白い象の杉戸絵があります。
白象図は原在中の作。江戸時代の絵師だそうです。
しっかり修復されて、描かれたばかりのようにクリアです。
方丈の裏側は緑あふれる庭園。写真だと普通のお庭に見えるかもしれませんが、大きいのです!
座って眺めているとまさに深山幽谷。
でも学校の音がけっこう聞こえてきて邪魔をします。街なかなのでしょうがないのです。
相国寺
所在地 | 京都府京都市上京区相国寺門前町701
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料金 | 境内自由 |
時間 | 10:00~16:00(公開時の拝観エリア) |
アクセス | 地下鉄烏丸線「今出川駅」より徒歩8分 |