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43)鳳凰(ほうおう Fenix) 一覧

十念寺(じゅうねんじ)

寺町通沿いに建つ十念寺さんはたいへん斬新なデザインの本堂を持つお寺です。 一心寺の長老で建築家の高口恭行氏の設計です。 御本尊を照らす採光が素晴らしいそうです。
十念寺の写真


屋根のうえには鳳凰が立っています。
十念寺の写真


切妻屋根に立つのは四天王のようです。
十念寺の写真


十念寺の写真


十念寺

所在地京都府京都市上京区寺町通今出川上る鶴山町
枝垂桜の本満寺さんの少し北側です。
東山の泉涌寺道の途中にある即成院さん。
泉涌寺の塔頭のひとつです。

門の上には立派な鳳凰が羽根を広げています。
即成院

扉の彫り物も見事。
即成院

静かな境内です。
即成院

2匹の犬は狛犬ではなく、普通のワンコ。
でも阿吽の対になっています。
即成院
奥に見えるのは弘法さんです。
弘法大師が真言密教の霊場にふさわしい場所を探して各地を歩いていたとき、二匹の犬が現れて高野山へと導いたという言伝えにちなんでいます。
即成院

即成院

所在地 京都府東山区泉涌寺山内町28
料金境内自由(本堂内陣は500円)
時間9:00〜17:00
アクセス市バス「泉涌寺道」下車、徒歩7分
JR奈良線「東福寺駅」から徒歩10分
京都嵯峨野の二尊院、弁財天堂の上の鳳凰です。
寒そうです。
二尊院の鳳凰

実際、とても寒い日でした。
二尊院

二尊院

所在地 京都市右京区嵯峨二尊院門前長神町27
料金大人500円
時間9時〜16時(受付15時30分)
11月は8時30分〜16時30分
アクセスJR嵯峨野線「嵯峨嵐山駅」徒歩20分
専修寺京都別院は宇多野ユースホステルの裏側にあります。
何度も火災にあっていて、この地に移ってきたのは昭和36年のこと。
専修寺京都別院

山門の唐破風の兎の毛通しには鳳凰が彫られています。
専修寺京都別院の写真

一光三尊仏の前に対の鳳凰が立っています。
専修寺京都別院の写真

専修寺京都別院

所在地 京都府京都市右京区鳴滝音戸山町11-34
料金境内自由
時間-
アクセス市バス「ユースホステル」下車
伏見稲荷大社の奥社を過ぎて鳥居の参道をすこし外れたところに神宝神社(かんだからじんじゃ)があります。
平安時代の創建で、元は稲荷山の山上にあったそうです。
神宝神社

狛犬の代わりに立派な狛龍が社殿両脇に置かれています。
右側が天竜、左側が地龍。
神宝神社

モダンなデザインの鶏もいます。
神宝神社

屋根には鳳凰が羽根を広げます。
神宝神社


神宝神社

所在地 京都市伏見区深草笹山町15
料金境内自由
時間自由
アクセスJR奈良線 「稲荷駅」徒歩15分
京阪本線 「伏見稲荷駅」徒歩15分
銀閣のてっぺんにも鳳凰が立っています。
銀閣寺
寒〜い大晦日の銀閣寺です。

銀閣寺

所在地 京都市左京区銀閣寺町2
料金大人500円
時間夏季(3/1-11/30)午前8:30 〜 午後5:00
冬季(12/1- 2/末日)午前9:00 〜 午後4:30
アクセス市バス「銀閣寺道」下車
四季折々の花が咲き乱れる山科の勧修寺さん。
勧修寺

観音堂の屋根には鳳凰が羽根を広げます。
勧修寺

宸殿にも鳳凰が・・・
と思ったらカラスですね。
勧修寺

そのカラスが贔屓とお話ししています。
勧修寺

勧修寺

所在地京都市山科区勧修寺仁王堂町27-6
料金400円
時間9:00〜16:30
アクセス京阪バス勧修寺下車すぐ。
地下鉄東西線小野駅下車徒歩約5分。
世界遺産金閣寺の屋根の上で燦然と輝く金の鳳凰です。
金閣寺

お天気がいいと、ときどき目つぶしの光を放ちます。
金閣寺

8月のサルスベリと鳳凰。
金閣寺

金閣寺

所在地 京都府京都市北区金閣寺町1
料金大人400円
時間午前9時~午後5時
アクセス市バス「金閣寺前」下車すぐ
宇治の世界遺産、平等院さん。
小銭入れを開ければ出てくるでしょう。この景色が。
平等院

鳳凰堂の屋根にはもちろん鳳凰がいます。
お金持ちの人は財布に入っているでしょう。この鳳凰が!
平等院

夕暮れのシルエットも美しいです。
平等院


平等院

所在地 京都府宇治市宇治蓮華116
料金大人600円
時間午前8:30〜午後5:30
アクセスJR奈良線で「宇治駅」下車、東へ徒歩10分。
京阪電鉄宇治線で「京阪宇治駅」下車、徒歩10分。
祇園祭の山鉾にはたくさんの動物の彫刻や動物の絵や織物があります。
さすがは「動く美術館」、動物尽くしといってもよいほどで、昼間にじっくり見て歩くと楽しいです。さながら「動く動物園」。
とてもすべては掲載しきれませんが、いくつかご紹介します。

月鉾

祇園祭の山鉾のなかでももっとも美術的価値が高いといわれる月鉾。
たった一部分を切り取っただけでも、たくさんの動物の彫刻を見ることができます。
屋根にカラス(八咫烏)がいて、破風には「波に兎」、その下には金色の馬とたくさんの貝が彫られています。
波に兎は有名な左甚五郎の作と伝わっています。
祇園祭の月鉾の動物の写真
写真の右上に見える飾金具にもウニや巻貝、二枚貝などがたくさん。大錺屋勘右衛門の作。
反対側の兎はふりむいていて、その下は馬ではなく亀。ウサギとカメ。
祇園祭の月鉾の動物の写真

見送にはたくさんの種類の鳥。その上には龍や麒麟。
祇園祭の月鉾の動物の写真


長刀鉾

どの年でも必ず巡行の先頭を行く長刀鉾。サイドに見えるのは麒麟と虎と獅子。
祇園祭の長刀鉾の写真

屋根の上には鯱が飾られています。
お城のシャチホコは向かい合いますが、長刀鉾では逆向きです。
祇園祭の長刀鉾の鯱の写真
祇園祭の長刀鉾の写真
見送裾房金具には蝶やセミがデザインされていたり、天井には鶴や孔雀などの鳥、胴掛けには獅子など動物がたくさんです。

船鉾

珍しい船型の船鉾。
船首には鷁(げき)と呼ばれる瑞鳥。
祇園祭の船鉾の写真
その下には龍。「金地雲龍文厚肉入刺繍」。正面にも真向きの龍が。
祇園祭の船鉾の写真

大舵には飛龍(翼を持った龍)。まわりにも金の飛龍の彫刻がたくさん。屋根の上にもシャチホコのように飛龍がついています。
祇園祭の船鉾の写真

麒麟もいます。
祇園祭の船鉾の写真


鶏鉾

鶏鉾のお稚児さん人形のかぶっている冠の真ん中には雄鶏が乗っかっています。
お稚児さんの上にかかっている天水引の絵は麒麟。
下水引は「春秋蝶図」で、たくさんの蝶々が飛んでいます。
祇園祭の鶏鉾の写真


函谷鉾

函谷鉾の下水引は「群鶏図」。たくさんのニワトリがぎゅうぎゅう詰めに織り出されています。天井軒裏にもニワトリが描かれています。
胴掛にはかわいらしい虎や獅子。
大きな金具は蝶々。
祇園祭の函谷鉾の写真

「エジプト天空図」見送の裾金具はしっかりエジプト調。スカラベや鷲。

放下鉾

逆さミッキーマークの放下鉾。破風正面には3羽の鶴。
見送はバグダードを飛ぶ二羽の白いフクロウ。
祇園祭の放下鉾の写真


菊水鉾

菊水鉾の胴掛や前懸見送にはキリン・龍・鶴・孔雀など動物尽くし。
麒麟ではなくてキリン。けっこう悪い目付きをしています。
祇園祭の菊水鉾の写真

唐破風屋根の内側には金の鳳凰。
祇園祭の菊水鉾の写真

龍の前懸。
祇園祭の菊水鉾の写真

孔雀の見送。
祇園祭の菊水鉾の写真

鯉の見送。
祇園祭の菊水鉾の写真


岩戸山

ひさしの裏側にはセキレイが描かれています。その下には龍あるいはヤマタノオロチ!
祇園祭の岩戸山の写真

祇園祭の岩戸山の写真


木賊山

大切な我が子をさらわれて独りトクサを刈る翁が、木賊山のご神体となっています。
水引には鳳凰が見えます。
祇園祭の木賊山の写真
木賊山の角房掛金具は木賊の唐団扇で、真ん中に銀色の兎ちゃんがついています。
欄縁金具は、金色の雲のあいだを黒い蝙蝠が飛ぶというセンスあふれるデザインです。

蟷螂山

蟷螂山はカマキリの山。まわりには龍や鴛鴦も。
祇園祭の蟷螂山の写真


鯉山

鯉山には大きな木彫りの鯉。この鯉は1.5mもあり、左甚五郎の作といわれています。
祇園祭の鯉山の写真


八幡山

八幡山の赤い鳥居の上にはつがいの鳩。
祇園祭の八幡山の写真


芦刈山

アヤメの胴掛が美しい芦刈山。欄縁には連なる雁の錺金具。
祇園祭の芦刈山の写真
見送は端正な三羽の鶴。前懸はライオンです。
祇園祭の芦刈山の写真


孟宗山

孟宗山はラクダの胴掛が見事。「砂漠らくだ行(月)」。反対側は「砂漠らくだ行(日)」。
欄縁には彫金群鳥図があります。
祇園祭の孟宗山の写真


(追加します)

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