西方尼寺
京都でも特に古くからある花街、上七軒の途中に建つ
西方尼寺さん。
茶道に深い関りがあり「茶の寺」としても知られるそうです。
小さな山門の飾り瓦は贔屓です。
亀ではなくひいきに見えるのですが、由来はわかりませんでした。
西方尼寺
所在地 | 京都府京都市上京区今出川七本松西入真盛742
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料金 | 非公開 |
アクセス | 北野白梅町駅より徒歩9分 |
延暦寺
根本中堂のある東塔は
比叡山延暦寺でもっとも重要なエリア。
根本中堂は10年かけての修理中。
根本中堂の向かいの石段の上には延暦寺の山門である文殊楼が建ち、
そのそばにとても大きな贔屭の像が立っています。
これは清海鎮大使張保皐の顕彰碑。
贔屭は龍のこども。石碑の上にも龍が彫られています。
いくら重いものを背中に乗せるのが好きだと言っても、さすがにこれは重かろうとねぎらってあげたいです。
已講坂の下には牛の像。
国宝殿は平安期を始めとする素晴らしい仏像がすぐ近くで見られます。ガラス越しではありますが、その近さが感動を生みます。
入ってすぐにホワイトタイガーがいました。撮影可能な虎でした!
比叡山延暦寺は京都と滋賀にまたがっていますが、堂塔のほとんどは滋賀県側です。
古都京都の文化遺産ということでお許しください。
比叡山延暦寺 東塔
所在地 | 滋賀県大津市坂本本町
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料金 | 境内自由 |
時間 | 区域により季節により変動 |
アクセス | ケーブル延暦寺下車 |
京都のシンボル的な五重塔を持つ
東寺さん。
境内の尊勝陀羅尼碑には亀のような動物の石像が。
![東寺](https://kyoto-zoo.com/img/toji11.jpg)
これは中国の想像上の生き物で「贔屓(ひいき)」といい、龍の子どもとされています。
万病平癒の御利益があるそうで、御影堂にある万病ぬぐいの布でこの贔屓をさすり、それから自分の体の悪いところを布でさすると病気が癒えるといいます。
弘法市の日には贔屓をさする人々でいっぱいになります。
東寺の国宝「帝釈天騎象像」は講堂の3D立体曼荼羅の左端におられます。
839年に作られたものですが、イケメンとして名高い帝釈天のお顔は江戸時代もの。
![東寺の帝釈天](https://kyoto-zoo.com/img/toji13.jpg)
(「日本の美仏」より)
東寺(教王護国寺)
所在地 |
京都府京都市南区九条町1
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料金 | 金堂・講堂大人500円など |
時間 | 8:30〜17:30 3月20日〜9月19日
冬 8:30〜16:30 9月20日〜3月19日 |
アクセス | 「JR京都駅」徒歩15分。または近鉄「東寺駅」徒歩10分 |
駐車場 | 有料駐車場あり |
東寺の近くには
鯉の六孫王神社があります。
こちらは生きている動物たち。東寺の池には亀もたくさんいます。
平等寺(びょうどうじ)
がん封じ、病気平癒、子授け、安産の薬師如来として知られる
因幡薬師さん。
お堂のかたすみには贔屭(ひき・ひいき)の屋根瓦が置かれています。贔屭は財宝を食べてためていく動物とされ、金運の神様とされています。
この屋根瓦は127年間本堂の屋根にあったもので、改修のときに降ろされて展示されているということです。
平等寺(因幡薬師)
所在地 |
京都府京都市下京区烏丸通松原上る因幡堂町728
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料金 | 境内自由 |
アクセス | 市バス「烏丸松原」下車、徒歩1分 |
金戒光明寺さんの庭園でカエルがほほえんでいます。
次に桜満開の墓地へ向かいます。
高台になっている墓地から見下ろす桜越しの三門はとてもいいです。
金戒光明寺の墓地といえば、
アフロ仏がたいへん有名ですが、
もう少し登ると
贔屓もいます。
金戒光明寺
所在地 |
京都市左京区黒谷町121
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料金 | 境内自由(御影堂・大方丈・庭園あわせて 大人600円) |
時間 | 9:00~16:00(受付終了) |
アクセス | 市バス「岡崎道」下車、徒歩10分
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