京都国立博物館では「百獣の楽園」展(京都新聞社など共催)が行われています。
古くから生活や信仰の対象として親しまれてきた動物を通して、人との関わりを見つめ直そうという企画で、獣、鳥、虫、魚、霊獣など動物モチーフの文化財が117点展示されています。

当サイトのテーマにもバッチリ合っていて、とても興味のある企画。先日行ってきました。

古墳時代の埴輪のウマ、駕籠かき装束のタコ、置物のカブトムシ、友禅染の振り袖に施された極彩色の百羽の鳥、蒔絵螺鈿の唐獅子、伊藤若冲のニワトリ、森狙仙のサル、円山応挙の龍など有名絵師得意の作品も。

写実的なものもあれば、明らかに想像で描いた動物もあってほのぼのします。
体が犬っぽいゾウとか猫っぽい虎とか。

解説の文章がなかなかしゃれていて、ニヤリとします。


特別展観『百獣の楽園−美術にすむ動物たち−』(2011年7月16日〜8月28日)
くわしくは京都国立博物館公式サイトで

京都国立博物館

所在地京都市東山区茶屋町527
料金一般1000円
大学・高校生 700円
中学以下無料
時間午前9時30分〜午後6時
アクセス京阪電車「七条駅」下車、徒歩7分
市バス 「博物館・三十三間堂前」下車、徒歩すぐ
駐車場あり(無料)