相国寺
京都御苑の北に建つ臨済宗相国寺派の大本山、相国寺さん。室町時代に足利義満が創建したお寺です。
まず有名なのは法堂の丸い天井画「蟠龍図」の鳴き龍。狩野光信筆。
手を叩くとショートディレイがかかってビョビョビョビョ〜ンと聞こえる龍です。
他のお寺にもありますが、なかなかの迫力です。
特別公開のときには、みなさんがひっきりなしに手を叩くので、法堂のわきを歩くだけでパンパンとうるさいくらいです。
(写真はテレビより)
方丈の前庭は白砂だけの広々とした枯山水。
なにもない庭をぼんやり見ていて、視線を右に振ると、
方丈の西の端に大きな白い象の杉戸絵があります。
白象図は原在中の作。江戸時代の絵師だそうです。
しっかり修復されて、描かれたばかりのようにクリアです。
方丈の裏側は緑あふれる庭園。写真だと普通のお庭に見えるかもしれませんが、大きいのです!
座って眺めているとまさに深山幽谷。
でも学校の音がけっこう聞こえてきて邪魔をします。街なかなのでしょうがないのです。
相国寺
所在地 | 京都府京都市上京区相国寺門前町701 |
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料金 | 境内自由 |
時間 | 10:00~16:00(公開時の拝観エリア) |
アクセス | 地下鉄烏丸線「今出川駅」より徒歩8分 |