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14)兎 卯(うさぎ Rabbit) 一覧

宇治は兎にまつわる土地です。
かつては菟道(うじ)と書き、兎の生息地でした。
こちらは宇治神社
宇治神社

宇治神社の祭神は菟道稚郎子(うじのわきいらつこ)。
この神様が河内国から来るときに道に迷っていたところを一羽の兎が案内して助けたという話が伝えられています。
宇治神社

宇治神社の手水舎には飛び込みそうなが元気に水を吐いています。
宇治神社

宇治神社

宇治神社の本殿には「見返りうさぎ」がいます。
宇治神社

宇治神社

宇治神社の見返りうさぎ

社務所前の狛犬もちょっと変わっています。
宇治神社


宇治神社

所在地 京都府宇治市宇治山田1
料金境内自由
時間日中随時
アクセス京阪宇治線宇治駅下車徒歩10分

霊鑑寺は哲学の道から少し山手にあって、椿寺とも呼ばれる美しいお寺です。
霊鑑寺
ただし、ほとんど年中非公開で、春と秋の数日間だけ拝観ができるお寺です。
春は椿、秋は紅葉の旬のころ。

霊鑑寺の妙見菩薩は卯年の守護神です。
「洛陽十二支妙見」の卯(=東)に位置するからです。

妙見堂は山門入口のわきにあって、ここだけはいつでも自由にお参りできます。
霊鑑寺
中を覗いてみると・・・・
いますね。金ぴかの丸っこいウサギが。
霊鑑寺
このうさぎさん、なんだか面白いデザインです。
お鼻はカエルみたい。
霊鑑寺


霊鑑寺

所在地 京都市左京区鹿ケ谷御所ノ段町12
料金特別拝観中500円
時間特別拝観中のみ10時〜16時
アクセス市バス「錦林車庫前」下車、東へ徒歩10分
駐車場なし

祇園祭の山鉾にはたくさんの動物の彫刻や動物の絵や織物があります。
さすがは「動く美術館」、動物尽くしといってもよいほどで、昼間にじっくり見て歩くと楽しいです。さながら「動く動物園」。
とてもすべては掲載しきれませんが、いくつかご紹介します。

月鉾

祇園祭の山鉾のなかでももっとも美術的価値が高いといわれる月鉾。
たった一部分を切り取っただけでも、たくさんの動物の彫刻を見ることができます。
屋根にカラス(八咫烏)がいて、破風には「波に兎」、その下には金色の馬とたくさんの貝が彫られています。
波に兎は有名な左甚五郎の作と伝わっています。
祇園祭の月鉾の動物の写真
写真の右上に見える飾金具にもウニや巻貝、二枚貝などがたくさん。大錺屋勘右衛門の作。
反対側の兎はふりむいていて、その下は馬ではなく亀。ウサギとカメ。
祇園祭の月鉾の動物の写真

見送にはたくさんの種類の鳥。その上には龍や麒麟。
祇園祭の月鉾の動物の写真


長刀鉾

どの年でも必ず巡行の先頭を行く長刀鉾。サイドに見えるのは麒麟と虎と獅子。
祇園祭の長刀鉾の写真

屋根の上には鯱が飾られています。
お城のシャチホコは向かい合いますが、長刀鉾では逆向きです。
祇園祭の長刀鉾の鯱の写真
祇園祭の長刀鉾の写真
見送裾房金具には蝶やセミがデザインされていたり、天井には鶴や孔雀などの鳥、胴掛けには獅子など動物がたくさんです。

船鉾

珍しい船型の船鉾。
船首には鷁(げき)と呼ばれる瑞鳥。
祇園祭の船鉾の写真
その下には龍。「金地雲龍文厚肉入刺繍」。正面にも真向きの龍が。
祇園祭の船鉾の写真

大舵には飛龍(翼を持った龍)。まわりにも金の飛龍の彫刻がたくさん。屋根の上にもシャチホコのように飛龍がついています。
祇園祭の船鉾の写真

麒麟もいます。
祇園祭の船鉾の写真


鶏鉾

鶏鉾のお稚児さん人形のかぶっている冠の真ん中には雄鶏が乗っかっています。
お稚児さんの上にかかっている天水引の絵は麒麟。
下水引は「春秋蝶図」で、たくさんの蝶々が飛んでいます。
祇園祭の鶏鉾の写真


函谷鉾

函谷鉾の下水引は「群鶏図」。たくさんのニワトリがぎゅうぎゅう詰めに織り出されています。天井軒裏にもニワトリが描かれています。
胴掛にはかわいらしい虎や獅子。
大きな金具は蝶々。
祇園祭の函谷鉾の写真

「エジプト天空図」見送の裾金具はしっかりエジプト調。スカラベや鷲。

放下鉾

逆さミッキーマークの放下鉾。破風正面には3羽の鶴。
見送はバグダードを飛ぶ二羽の白いフクロウ。
祇園祭の放下鉾の写真


菊水鉾

菊水鉾の胴掛や前懸見送にはキリン・龍・鶴・孔雀など動物尽くし。
麒麟ではなくてキリン。けっこう悪い目付きをしています。
祇園祭の菊水鉾の写真

唐破風屋根の内側には金の鳳凰。
祇園祭の菊水鉾の写真

龍の前懸。
祇園祭の菊水鉾の写真

孔雀の見送。
祇園祭の菊水鉾の写真

鯉の見送。
祇園祭の菊水鉾の写真


岩戸山

ひさしの裏側にはセキレイが描かれています。その下には龍あるいはヤマタノオロチ!
祇園祭の岩戸山の写真

祇園祭の岩戸山の写真


木賊山

大切な我が子をさらわれて独りトクサを刈る翁が、木賊山のご神体となっています。
水引には鳳凰が見えます。
祇園祭の木賊山の写真
木賊山の角房掛金具は木賊の唐団扇で、真ん中に銀色の兎ちゃんがついています。
欄縁金具は、金色の雲のあいだを黒い蝙蝠が飛ぶというセンスあふれるデザインです。

蟷螂山

蟷螂山はカマキリの山。まわりには龍や鴛鴦も。
祇園祭の蟷螂山の写真


鯉山

鯉山には大きな木彫りの鯉。この鯉は1.5mもあり、左甚五郎の作といわれています。
祇園祭の鯉山の写真


八幡山

八幡山の赤い鳥居の上にはつがいの鳩。
祇園祭の八幡山の写真


芦刈山

アヤメの胴掛が美しい芦刈山。欄縁には連なる雁の錺金具。
祇園祭の芦刈山の写真
見送は端正な三羽の鶴。前懸はライオンです。
祇園祭の芦刈山の写真


孟宗山

孟宗山はラクダの胴掛が見事。「砂漠らくだ行(月)」。反対側は「砂漠らくだ行(日)」。
欄縁には彫金群鳥図があります。
祇園祭の孟宗山の写真


(追加します)

三室戸寺の兎

三室戸寺のある宇治は菟道(うじ)、兎と縁の深い土地です。
ピカピカの狛兎。兎が抱えている玉の中に入っている玉子石をうまく立てると願いが通じるそうで、みなさん楽しそうにトライしています。
三室戸寺のうさぎ

三室戸寺
本堂

6月のあじさい苑は見渡す限り色とりどりのあじさいの花。
三室戸寺のあじさい

三室戸寺の牛

三室戸寺
三室戸寺の牛は勝運の牛。
口の中にある玉を触って勝運をつけましょう。

三室戸寺の蛇

本堂前には「宇賀神の像」が新しく作られました。
三室戸寺 宇賀神の像
頭は老翁、体は蛇で蓮の花に乗っておられます。
なんというデザインでしょう・・・。
撫でると財運・金運の御利益があるそうです。

三室戸寺

所在地京都府宇治市莵道滋賀谷21
拝観時間8時30分〜16時30分 ( 4月1日〜10月31日)
8時30分〜16時00分 (11月1日〜 3月31日)
料金大人500円
アクセス京阪 三室戸駅下車、東へ徒歩15分
京阪宇治バス「三室戸寺」下車すぐ
駐車場大きな有料駐車場があります。1回500円
地主神社はいつも若い人であふれている縁結びで最も有名な神社です。
地主神社
地主神社

恋占いの石、しあわせのドラ、恋の願掛け絵馬など、まるでテーマパーク。
大国主の白兎やお稲荷さんのキツネもいますが、写真の白蛇もいました。
地主神社の白蛇
地主神社の白蛇



地主神社の龍。社殿の天井にも大きな龍の絵があります。
地主神社の龍

この巨大な兎は奉納されたものか、あるいは祭神か。
地主神社の兎

大国主さんもいっぱいいる。
地主神社の龍

京都地主神社

所在地京都市東山区清水一丁目317
時間午前9時~午後5時
料金清水寺拝観料の300円が必要です。
アクセスJR京都駅・近鉄京都駅から市バス206・100系統で12分
阪急河原町・京阪祇園四条駅から市バス207系統で12分
「五条坂」「清水道」各バス停で下車、徒歩10分 清水の舞台を出るとすぐ左
岡崎神社には可愛らしいうさぎがいっぱい!
真っ白な狛兎や、提灯のうさぎ、欄間のうさぎ、手水舎の子授け黒うさぎなどがいます。
岡崎神社

岡崎神社
元々この辺りは野兎の生息地であったことから、兎は氏神さまのお使いと伝えられてきたそうです。

ウサギはたくさん子どもを産むことから安産の御利益があると云われます。
岡崎神社
手水舎の子授け厄よけうさぎが人気。

鳥居わきのちょうちんは別デザインのうさぎマーク!
岡崎神社

岡崎神社

所在地京都市左京区岡崎東天王町51
料金境内自由
時間9時〜17時
アクセス神宮丸太町駅から市バス 93 204 岡崎神社前バス停下車すぐ
学問の神様 天神さん北野天満宮には牛がいっぱいです。
北野天満宮の牛

その材質もさまざま。撫で心地もさまざまです。
北野天満宮の牛

北野天満宮の牛

北野天満宮の牛
まだまだあります。数え出したらきりがないくらい!
小さ〜い牛もいるし、鴨居のあたりの彫刻もあるし、ときどき新たな牛発見があり、お参りするたびに楽しい気持ちになりますよ。

25日の縁日はとても活気があります。

その他の京都の天満宮

錦天満宮
菅原院天満宮神社
霊光殿天満宮
菅大臣神社
吉祥院天満宮
火除天満宮
文子天満宮
書聖天満宮
一夜天神(壬生寺)・筑紫天満宮(五條天神社)・安楽寺天満宮・水火天満宮・上御霊天満宮(上御霊神社)・菅家天神(下御霊神社)・高台寺天満宮・松風天満宮・安井天満宮・阿波天満宮(若宮八幡宮)・清和院天満宮 ・八瀬天満宮・三ノ宮天満宮・火尊天満宮・北菅大臣神社・匂天神社・千喜万悦天満宮(西念寺)・神明神社・綱敷行衛天満宮・文子天満宮(満願寺)・朝日天満宮・小松天満宮・飛梅天満宮(新日吉神宮)・桃山天満宮(御香宮)・長尾天満宮・天満社・和束天満宮・生身天満宮 ・六角堂天満宮(六角堂) &more...
(参考:https://michiza.net/)

北野天満宮

所在地京都府京都市上京区馬喰町
拝観時間夏 午前5時〜午後6時
冬 午前5時半〜午後5時半
料金境内自由
アクセス京都市バス「北野天満宮前」下車すぐ。


ライオンもいます。
北野天満宮

金色の龍はたくさん。
北野天満宮

北野天満宮の中心部の建物は国宝ばかり!
北野天満宮

少し上に目をやればうさぎの彫刻。
北野天満宮

鹿。
北野天満宮

楽の間の蟇股などには、鷹・鴨・雀・鷺・鳳凰・獏・鯉・蝦蟇仙人・鉄拐仙人・迦陵頻伽・菊慈童などが彫られています。
北野天満宮

北野天満宮の彫刻

北野天満宮の彫刻
玉津岡神社
井出の玉津岡神社の拝殿にはたくさんの動物が彫られていておもしろいです。
玉津岡神社

阿吽のカエルの木鼻はよく目につきます。
こんなの他所で見たことがありません。
玉津岡神社
玉津岡神社

梅にコウモリ?(うぐいすではなさそう)
こんな図柄、他所で見たことがありません。
玉津岡神社

正面には鶴。
玉津岡神社

側面には亀。
玉津岡神社

宇宙的なデザインの兎。
玉津岡神社

神馬。
玉津岡神社

当サイト的には『パラダイス』と呼ばせていただきます。
玉津岡神社

玉津岡神社は高台にあり、眺めが素敵です。
玉津岡神社

玉津岡神社

所在地 京都府綴喜郡井手町井手東垣内63
料金境内自由
時間日中随時
アクセスJR奈良線玉水駅から徒歩30分
瀧尾神社は「源平盛衰記」にも載っている古い神社です。
瀧尾神社

拝殿天井の8メートルの龍は圧巻です。
「龍が夜な夜な抜け出して、川へ水を飲みに行く」とうわさになったほどのリアルさ。
瀧尾神社の龍の写真


本殿をのぞくと階段両脇にお猿さん。
瀧尾神社

見上げると真ん中に彫られている不思議な生き物。手塚治虫先生のキャラクターを彷彿とさせる。
瀧尾神社

うさぎも見おろしています。
瀧尾神社

多くの動物や鳥が彫られていて見飽きることがありません。
鼠・馬・龍・牛・犬・猿・猪などの十二支をはじめとして、水鳥、鶴、鳳凰、犀、麒麟・・・実在の動物から想像上の生き物まで。
江戸時代末期の九山新太郎による彫刻です。
瀧尾神社


掛かっているうなぎの絵馬は近くの三嶋神社のもの。
瀧尾神社のうなぎの写真


百貨店の大丸さんが崇敬するお稲荷さん。
瀧尾神社のお稲荷さんの写真

瀧尾神社

所在地 京都市東山区本町11丁目718
料金境内自由
時間日中随時
アクセス京阪・JR「東福寺駅」から徒歩3分
天王山のふもとにある小倉神社は718年創建の古い神社です。
小倉神社

手水舎には立派な龍がでろ〜ん。
小倉神社

亀が3つ並んでいます。
小倉神社

そして参道わきには十二支の石像が順番に並んでいます。
小倉神社

子・丑・寅・卯・辰・巳・午・未・申・酉・戌・亥・・・すべて勢揃い!
それぞれとてもキュートです。
小倉神社

小倉神社

小倉神社

所在地 京都府乙訓郡大山崎町円明寺鳥居前83
料金境内自由
時間日中随時

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